結婚式のお役立ち情報
両親への手紙に素敵なアレンジを!レターロール活用術

こんにちは、日々冷え込みが厳しくなっても仕事に一生懸命、編集部のオカイです。
ゲストが一番楽しみにしているとも言える演出、披露宴のクライマックスで読まれる、花嫁の手紙。
お世話になった両親への、普段は口に出せない感謝と愛が詰まった手紙。
大好きな人と結婚できる喜びに、親元を離れるという少しの不安。
そんな花嫁の気持ちを考えると、つい涙ぐんでしまいますよね。
実際に自分が花嫁の立場ともなれば、それは尚更です。
読み始めから「お父さん、お母さ・・・ぐすんっ・・・」なんてことも、しばしば。
綺麗な花嫁でありたいのに、思ったように涙は止められません・・・。
そんな風に涙と一緒に零れ落ちてしまいそうな言葉、ムービーに乗せて会場の皆さんに届けてみるのはいかがでしょうか?
手紙とレターロールのコラボ
花嫁の手紙を読み上げながら、その背景で手紙の文章を上映する「レターロール」が、デキる花嫁さんの間で人気上昇中です。
何と言ってもこのレターロール、花嫁の手助けになってくれると名高いのです!
しっかり手紙を読み上げられるか、緊張と不安で、お料理を一口も食べられなかったなんて声も聞くほどに、花嫁の手紙は大きな難関。
だけどレターロールがあれば、泣いても、噛んでも、大切な気持ちをちゃんと伝えることができます。
一生に一度の大切な結婚式。保障はいくつあっても足りないくらいですよね。
レターロールが担うもの
花嫁の手紙は、両親への手紙でありながら、ゲストの皆さんに読み聞かせるものでもあります。
ご招待した皆さんへの演出のひとつですから、少しでもわかりやすくお伝えしたいところ。
手紙に書いてある言葉を理解してもらうために、レターロールは最も有効なツールと言えるでしょう。
涙で聞き取りづらくなってしまっては、その日のために綴った言葉が思ったように届いてくれません。
聴覚で取りこぼした言葉を、視覚で拾い集めてもらって、自身の気持ちを伝えるのです。
両親への手紙を読んだあと…
そして、結婚式後によく聞く話として、なんとか詰まらずに上手く読めたと思っても、蓋を開けてみると、早口で全然感動がなかったり聞き取りづらかったりしたということも、少なくありません。
その点、レターロールがあると、映像の中の文章が先導してくれますから、適度なスピードを掴めますし、事前の練習のお供としても役立ってくれること間違いなしです。
人前で話すことが苦手な花嫁さんにもうってつけですね。
時間に追われる披露宴
また、披露宴は決められた時間を過ぎると延滞料金が発生することもあります。
披露宴終盤となると、すでに時間がおしていることもままありますから、涙のあまりなかなか手紙を読み進められずにいると、その後には別の意味で涙することになりかねません。
そんな事態を未然に防いでくれるのも、レターロールの良いところです。
式場から与えられた時間のとおりに映像を作っておけば、時間がはみ出してしまう心配も不要です。
レターロールにちょっとした手間を
ですが、まだ一般的とは言えないレターロールですから、どんな風に作ればいいか、難しいところですよね。
最近は取り扱っている業者も少しずつ増えてきていますから、そちらに依頼するのもひとつの手です。ちなみにムービーLabは他業者に先駆け、10年以上前からレターロールの制作に取り組んでいます。私たちのサンプルを参考に制作していただくのも良いと思います。
たとえば、無地の背景に文章を投影するのも印象的で素敵ですが、手紙の内容に合わせた写真を背景にすることで、ゲストの中でもイメージが膨らんで、共感しやすくなります。
もちろん、ご両親から見ても、新婦の幼少期からの記憶が呼び起こされ、じんわりとその思い出に浸れることと思います。
そんな風に振り返ってみればきっと、今までとは違う目線で、改めて両親からの愛情を見つけることができるのではないでしょうか。
レターロールにばかり目がいってもいけませんから、写真切り替えのアニメーションはできるだけ統一し、切り替えのペースもゆっくりと。
字体に変化をつけても、面白いかもしれません。
これならさほど手間がかかりませんから、レターロールを手作りする場合にも、大きな負担にはならないでしょう。
レターロールを制作する少しの手間で、当日の安心を買うと考えれば、悪くありませんよね。
実体験!弊社デザイナー・フチザキの場合
こんにちは!オカイから少しスペースを拝借いたします。
去る12月某日、自分たちの結婚式を行ってきました。私たちの場合、いわゆる〝家族婚”だったので、正直「今更家族の前で泣くこともあるまい」と思っていました。レターロールを作ったのは、私たちが普段取り組んでいる仕事を紹介したいなという思いからです。
ところが、いざみんなの前で手紙を読む時。普段ないシチュエーションと音楽に胸がいっぱいになり、思わず号泣してしまう大誤算!!終盤の母へのメッセージを読み上げる一番大事なところでまったく読めなくなってしまいました。
すると、一番前に座っていた母が、「大丈夫、読めてるよ!」と声をかけてくれました。「レターロールを作っておいてよかったなぁ」としみじみ感じた瞬間でした。
結局レターロールが先に流れ終わってしまったのですが、「映像が終わっちゃいましたけど、ちゃんと読みます」と言って最後まで読み切り、温かい拍手をもらえました。
かえって仕切り直せてよかった。
一生に一度の大舞台。感謝の気持ちを伝えきれず後悔するよりは、少し手間や費用をかけても万全の体制で臨むのが良いかなぁと思います。

まとめ
挙式後にレターロールをご両親にプレゼントすれば、これから先もそのムービーを見るだけで、結婚式の情景が思い出されるはずです。
涙を目にいっぱい溜めて話す新婦の姿、そんな新婦を支えるように背中をさする新郎の姿。
支え合い、大きな愛に守られながら生きていく…
これからの二人を象徴するようなその姿が、きっと結婚式の醍醐味。
たくさんの感謝の気持ちに、ささやかな気遣いを乗せたレターロール、贈ってみませんか?