結婚式のお役立ち情報
結婚式の招待状で使う文書で「、」「。」などの句読点を付けない理由

皆さん、こんにちは!代表のアマノです。
さて、今回は結婚式で使う文書などで「、」「。」の句読点はつけてはいけないのでしょうか?という疑問に対して真相を解明し、本質をまとめたいと思います。
句読点(くとうてん)の役割
「句読点」とはそもそも文章を読みやすく、かつ理解しやすくするための符号です。句点は「。」、読点は「、」で、使い方はシーンによって様々なルールがありますが、本質的には「文章を読みやすくする」ものです。
祝い事に使用しない理由
細かいことにこだわる日本人は「、」や「。」などの句読点を「切れる」や「切る」、「終わる」という意味として捉え、「縁が切れる」とか「幸せに終止符を打つ」とか、「死ぬ」というもイメージを連想させるということで、結婚式などの文章には使わない流れになっています。
まぁ、暗黙のマナーのようなものなので、絶対ではないと思います。「俺はパンクだぜー!」っていう人も、結婚式くらいは句読点のかわりに半角スペースなどを使ってください。
その他の慶事(出産などの喜びごと・祝いごと)なども同じで、句読点は使わない方が日本人としての流れに乗っています。「俺はパンクだぜー!」っていう人もいつか役に立つと思いますので、是非覚えておいてくださいね!
ちなみに、句読点は明治時代に入るまで使われておらず、子どもが文章を読みやすいために使われたのが始まりだそうです。

ムービーLabでの句読点の扱い
ムービーLabではお客様からいただいた原稿に句読点が合った場合でも、基本的に削除して制作をしています。お客様にはここで述べた理由を伝えた上でムービーの確認をしていただいています。まれにどうしても句読点を入れて欲しいというお客様には、句読点を入れた状態での制作も可能ですが、ムービーLabとしては句読点無しをおすすめしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本の文化には暗黙のマナーが数多く存在するようですが、その一つが今回紹介した「慶事に使わない句読点」です。繊細な心を持つ日本人ならではの気の使いかたですね!
日本人のアイデンティティーはこのようなところから育まれるのですね!
美しいですね!